近鉄ライナーズ2017のメンバー

 
久しぶりの更新です。
 
春からの練習試合の結果もあまり芳しくなく、自身も見に行くことができなく、ブログを書く気持ちが失せて、今週金曜日が開幕となってきました。
 
ここは気を取り直して近鉄ライナーズのここまでの練習試合7試合の出場選手を集計してメンバーを考えてみたいと思います。
 
■プロップ
1番では7試合中5試合に先発、1試合にリザーブ入りした豊田が文字通り一番手のようです。
二番手としては2試合に先発、4試合にリザーブ入りしている田中健太が有力ですが2試合にリザーブ入りしている新人山口も割って入りそうです。
 
一方3番右プロップは激戦区で先発出場回数では若手の尾池が3試合、前田と才田という実力者が各2試合です。
ここに北海道合宿での3試合にリザーブ入りした浅岡も居り、誰が中心になってくるか興味深いです。
 
■フッカー
こちらは通常なら樫本と永下といった実力者が思い浮かびますが、今季の練習試合でスタメンでは王が3試合、高島・熊崎・永下・樫本が各1試合となり実局伯仲のようです。
王も注目ですが4試合にリザーブ入りした新人高島にも注目です。なお、王はBKのクシアともアジア枠での出場枠争いがあります。
 
■ロック
4番5番のロック陣では、これまでトンプソン・松岡のコンビに昨シーズ活躍したストーバーグが居るのでこの3人で決まりかと思いますが、練習試合では山口が先発3試合・リザーブ3試合、そして1試合は先発のFLで実に全7試合にメンバー入りしているのが注目です。
また村下もエイトでの先発2試合・リザーブ1試合を含み先発3試合・リザーブ3試合です。新人の尾上も2試合リザーブ入りしています。
 
■バックロー
以前から近鉄の第3列は激戦区で実力者犇めいていましたが、近年そこに中井が割って入るも残念なことになり、一昨年の田渕が急成長するも負傷で長期離脱となりました。
今季の練習試合では萩原が5試合に先発、2試合にリザーブと実に全7試合にメンバー入りしていますので大いに期待できます。
更に北海道合宿では田渕が復帰しているようで3試合中、2試合に先発、1試合にリザーブとしてメンバー入りしています。
統悦・佐藤といったベテランも健在のようですが、ここに新人ティーポレが先発4試合、リザーブ3試合の全7試合にメンバー入りしその凄さも証明しているようです。
また、U20サモア代表・ニュージーランド7人制代表のイオプアソも加入、更にロック陣のトンプソンや村下もFLやエイトに入る可能性もあり今季も激戦区ですが、冒頭の通り萩原や田渕に大いに期待したいと思います。
 
近年SHは金と森の指定席でしたが、北海道合宿では新加入の榎本が2試合に先発、1試合にリザーブでメンバー入りしています。ここに新人の住吉がどれだけ入ってくるかも興味津々です。
 
こちらはベテラン重光に加え成長著しい野口に期待が大きいですし中心となるでしょうが、今季から本来のスタンドオフに戻った吉井や、CTB兼任ながら三原も期待できます。
 
センター
CTBは森田が今年は元気なようで先発6試合、リザーブ1試合の全7試合にメンバー入りしています。
ベテラン吉川は先発3試合、リザーブ3試合。三原はCTBとして先発2試合、リザーブ2試合。東郷や井波も元気なようです。ここにファインガ、新加入クシアも居ます。
 
■バックススリー
11番から15番まではこの練習試合では色々と試しているようですが、注目は矢次が11番で6試合に出場、リザーブが1試合で全7試合にメンバー入りしています。矢次は思い切りの良い突破が持ち味ですのでWTBは案外良いかもしれません。
14番では田中優介が序盤4試合に先発し今年も元気なようです。気になるのは最後のクボタ戦ではサイズのある井波が先発しているのが個人的な注目です。
スピードスターの島も、FB兼任の南藤も元気なようですが、今季の目玉は何と言ってもマシレワとコンブリンクでしょう。マシレワは既にその片鱗を練習試合で披露しているようですが、コンブリンクも合流すればあの力強い突破力と超ロングキックは近鉄の大きな武器となりそうです。
 
■練習試合7試合のメンバーを見ると、既存の選手で残念ながら1試合も出場しておらず負傷で欠場していると思われる選手が数名居て、気になっています。できるだけ早く負傷を直して戦列に復帰して欲しいと思います。
 
いずれにせよ今週金曜日が開幕戦ですから水曜日にはメンバー発表があるので注目です。