若手3人がNZ留学

若手3人がNZ留学

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近鉄ライナーズの公式ホームページによると、山口浩平、辻直幸、南藤辰馬の3選手がニュージーランド・ワイカト協会傘下のチームで約3ヶ月間プレーするそうです。
 
私が知る限り、数年前に金哲元選手がNZに留学したことがありましたが、あまり紹介されず、僅かにトップリーグの放送中に解説者かアナウンサーが触れて知りました。
 
今、言うのもナンですが、私は以前から近鉄ライナーズの再建案として、若手選手をシーズン終了からすぐに半年くらい海外へ投り込むとか、場合によっては新入社員が1年間、国内で研修を受ければ、その後2~3年間、例えば近畿日本ツーリストやエクスプレスの社員として海外駐在させてラグビーに打ち込ませるような思い切った策を打つべきと思っていました。社員としてではなくても出向という形で海外、例えばNZの協会やチームに預けるという手もあります。
 
毎度毎度古い話で恐縮ですが坂田選手は会社を説得して6ヶ月間、給料なしで親戚に借金してNZに留学し、「空飛ぶウィング」と言われました。
 
現在の若手選手には是非本場で修業して欲しいと思っていましたが、お金もかかるし、なかなか会社としても首を縦に振らんやろなと思っていました。近鉄は会社の社風と、過去のラグビー部の栄光がその社風の上に立った成功であったがために、現在の他チームのような「贅沢」が許されないのだと思います。
 
しかし、今回の派遣は近鉄本社としても大英断だと思います。2000年頃に辻本裕選手を日本協会へ出向させたこと、2005年にチームごとNZへ遠征させたことなどに匹敵する大盤振る舞いです。
 
今回の3選手には是非多くを吸収して、会社の期待に応える成長した姿を見せて欲しいです。
 
最後に、この派遣については今後もこれを恒例化して毎年数人は出して欲しいです。期間も最大6ヶ月くらいまで延ばしていって欲しいです。ライナーズが日本一になるためにはもっともっと多くの強化が必要です。