トップウェスト時代の戦跡をアップしました

トップウェスト時代の戦跡をアップしました。
 
関西協会のホームページがリニューアルされて、昔のトップウェストの記録が見れなくなってしまっており、近鉄ライナーズ2005年度から3シーズンのトップウェスト時代の記録がネットで系統だって見れるところがなくなってしまい、気がかりになっていました。
 
トップリーグは現在も第1回大会から公式ホームページで見れるように残してくれているのですが、上記トップウェスト時代3シーズンの記録を纏めて、早く当ブログに載せたいと思いコツコツ纏めていたのですが、やっと形になりましたのでアップしました。
 
まだ不明な部分もあるのですが、今回初の試みとして、春や夏の練習試合も網羅し、更に得点経過も載せました。
 
現在は消去されていますがこの当時の詳しい近鉄ライナーズの記録を掲載されていた「TAKUの屋敷」さんのホームページや、関西協会の旧サイト、近鉄ライナーズの旧サイトのコピーが古いパソコンに残ってあったので、参考にさせて頂きました。非常に助かりました。
 
 
さて、よくよく考えると、トップリーグ発足時の参加チームに入れたものの、1年目は入替戦で降格回避。2シーズン目のあのワールド戦でのトップリーグ陥落決定という運命の日から既に10年が経過しています。
 
ウェスト1年目は体制も一新し、NZ遠征など積極的に強化するも、花園でのトップチャレンジで九電に(勝てる試合だったのに)勝てず、再昇格失敗。
 
2年目も花園でのトップチャレンジ、三菱重工相模原戦で(勝てる試合だったのに)「大逆転負け」。そしてIBMとの入替戦も(勝てる試合だったのに)引き分けて昇格ならず。
 
バツベイ四宮洋平を補強し背水の陣で臨んだ3シーズン目。開幕戦でワールドに負け、鈴鹿での第6戦のホンダ戦も落とし、「これを落とすと3チームによる順位決定戦に出れず昇格も無くなる」と本当に背水の陣で臨んだ花園での織機戦。
 
しかし前半から織機に押され気味。ようやく前半終了間際に南側インゴール・メインスタンド側に四宮が飛び込んで何とか7-8の1点差で折り返し、これが転機となって後半逆転して、3チームによる順位決定戦へ。
 
急遽、第2グラウンドから第1グラウンドに変更して行われた順位決定戦1回戦で、今度は文句無くホンダに快勝。
 
勝てば自動降格の可能性が高かった順位決定戦決勝(ワールド戦、ワールドは昇格できなければ解散と言われていた)では重光の奇跡の逆転PGで優勝。イーストの横河、キュウシュウのマツダとのトップチャレンジ1に進出。この中で2チームが自動昇格。マツダのチーム力は劣ると見られていたので、ほぼ昇格寸前でした。
 
トップチャレンジ1の第1節、雪の花園でマツダに快勝。これで99%昇格に近付きました。なおこのシーズンはあまり出番のなかったハマチャンこと浜辺和も終盤に出場し、結果的にこれが最後の出場となりました。
 
第2節は広島でのマツダ対横河戦で近鉄はお休み。試合経過は分からずヤキモキしていましたが、サーポーターズクラブから横河勝利の吉報のメール。これで2位以上が決定しトップリーグ再昇格が決まりました。
 
日本選手権への出場を賭けた秩父宮での横河戦。当時ラディキ・サモを輩した横河にも快勝して実に坂田好弘の引退試合となった1975年1月以来33年ぶりの日本選手権に出場。
 
1回戦でまだ山田章仁の居た慶応を破って、2回戦で格上のトヨタと「ノーガードでの打ち合い」となる大接戦での惜敗でシーズンを終了しました。
 
この当時、読売テレビが浜辺和や旗振りおやじさん、タウファ統悦をクローズアップした特集番組を作成してくれました。統悦の特集はYouTubeで見れます。
 
またNHK大阪もバツベイをクローズアップした番組を放送してくれました。
 
ウェスト2シーズン目の12月末には神戸製鋼が、3シーズン目の12月末にはトヨタ自動車が、共に忙しい時期に練習試合に応じてくれました。近鉄ライナーズにとってトップチャレンジやウェスト順位決定戦に臨む直前での強豪チームとの対戦は貴重な経験でした。
 
今回この時代のことを纏めていると色々なことが走馬灯のように通り過ぎてゆきました。