入替戦 ○47-0九州電力

入替戦 ○47-0九州電力
 
ジャパンラグビートップリー入替戦、近鉄ライナーズ九州電力キュウデンヴォルテクスの試合は、47-0という大差で近鉄が勝ち残留を決めました。
 
九州電力というチームは会社の方針だと思いますが外国人の選手やスタッフを入れず、ネームバリューとしては見劣りしますが、それでいて昨年はコカコーラに引分け、今年も三菱重工相模原に勝ったりドコモに善戦するなど、正直言ってよく分からない怖いチームです。
 
試合が始まって案の定、折角2本取ったトライがTMОで認められず、また最初のラインアウトでノットストレートを犯してしまいました。この2本のトライも明らかにノートライ、ラインアウトも明らかなノットストレートでしたので仕方はないと思っていましたが、試合の流れとしては良くないなと心配しました。
 
その矢先、アンドレ・テイラーが抜け出して先制トライ。この試合が近鉄最後という噂があっただけに密かに活躍を期待していましたが、やってくれました。その後は、FWも大きな威力を発揮し、BKもテンポ良く廻して走り、更にこの試合でも野口が安定したプレースキックでコンバートを次々に決めて、大勝となりました。
 
この日の他の入替戦、織機対相模原、コカコーラ対日野が接戦だったのに対し、近鉄対九電は大差の試合となりました。更に良かったのは完封したことです。試合後のインタビューで答えていましたが、ハーフタイムに選手同士で完封しようと話していたそうです。
 
対戦相手により相対的な部分はあるでしょうが、この日のライナーズは規律が守られ纏まっていたと思います。
 
負傷者がある程度戻ったということあるでしょうが、シーズン中もこれぐらいの試合ができていればと思います。
 
来シーズンはメンバーも何人か変わるでしょうし花園も使えませんが、今季の分析を充分にして万全の準備をして来季に臨んで欲しいと思います。