第2節 ○26-19コカコーラ

第2節 ○26-19コカコーラ
 
昨夜山口県山口維新公園グラウンドで行われた近鉄ライナーズ対コカコーラレッドスパークスの試合は、26-19で名とか逃げ切りました。
 
開始早々、近鉄がトンプソンのトライと、テイラーの突破から田中優介のトライで開始12分で12-0とリードした時は、「今日は楽勝やな」と思いました。その後1トライずつ加えて19-5でハーフタイム。
 
後半も開始早々にテイラーのトライ(ゴール)で26-5と引き離しましたが、その後、コカコーラの頑張りに近鉄の歯車が狂い出し、ミスが出だしてしまいました。
 
9分、16分と連続トライを浴び、26-19と1ゴール差まで詰め寄られ、その後近鉄の選手にけが人が続出。テイラーは股間にボールが当たっただけで軽症でしたが、重光が脳震盪、田渕が膝?の負傷で担架で運び出され、途中出場の松井までが足の負傷で交替。バックスメンバーが居ないのでスクラムハーフの森が松井の位置である左WTBに入るという応急処置でした。またプレースキッカーも重光、松井と失い、テイラー一人という状態で戦うという事態になりました。
 
最後は何とか1ゴール差を守りきって勝ってくれましたが、この状態では1週間後の強豪パナソニック戦にベストメンバーで戦えそうにありません。
 
前節、サウティアが負傷して昨日の試合ではリザーブにも入っていませんでしたし、前節・今節と欠場している高忠伸はテレビ放送によるとやはり負傷だそうです。
 
前節出場したが今節欠場した長身ロックのストーバーグも負傷ではないかと心配されます。
 
しかし考えようによっては、コカコーラに勝って終えられたのは不幸中の幸いで、更に、例えばフランカーの田渕の控えには堀や辻と言った選手が居ます。昨季は田渕が活躍しましたが堀も辻もそれ以前には活躍した実績があります。
 
またバックス陣も、スタンドオフ重光がダメならルーキー野口を思い切って使うとか、三原や東郷にチャンスを与えるいい機会です。
 
確かに要所にはベテランが欲しいですが、思い切って若手を使ってみることも良いかと思います。パナソニックが公式戦で本気で戦う試合で近鉄の若手が吸収することは多いと思います。
 
どういうメンバーになるかは分かりませんが、外人選手はクック、ファインガ、テイラーは使えそうですので、ここに若手がうまく絡んでくれればと思います。