2nd第6節:○40-17豊田自動織機

 
鈴鹿でのこの試合、スカパーオンデマンドを契約して見ました。
寒い中、遠征された方々、お疲れ様でした。
 
自動降格の崖っぷちにさらされた豊田自動織機が相手でしたが、近鉄ライナーズはFW戦で優位に立ち、開始早々にジェラードに見事なPGで先制を許しはしましたが、終始近鉄ペースで試合を進められました。概略の経過は次の通りです。
 
前半
1分 近鉄陣10mライン付近で近鉄オーバーザトップの反則。織機 (12)ジェラードがPG成功、0-3
 
9分 織機ゴール直前5mラックから近鉄左オープンへ廻し(12)イエロメがうまくパスして(11)テイラーが左隅にトライ、(10) 重光G成功、7-3
 
12分 近鉄陣10mライン付近で近鉄がラインオフサイド織機 (12)ジェラードPG失敗
 
19分 近鉄(14)田中の突進からの近鉄陣10mライン付近でラック、近鉄(9)金が左の(11)テイラーに廻し、テイラーがラインブレイク、織機の二次デフェンスも突破して左中間にトライ、左15mライン付近のコンバートだったが(10)重光G失敗、12-3
 
40分 近鉄陣での織機ラインアウトから右に展開、(10)長谷川がすり抜けてポスト真下にトライ、(12)ジェラードG成功、12-10
 
後半
6分 織機ゴール直前中央で近鉄ボールスクラムから近鉄(7)辻が抜け出してポスト真下にトライ、(10)重光G成功、19-10
 
14分 織機ゴール前で近鉄ボールラインアウトからモール形成して押し込み最後は(6)統悦が織機選手を引きずってトライ、(10)重光G成功、26-10
 
16分 織機のアタックから近鉄陣へ5m程入った地点でこぼれたボールを近鉄(11)テイラーが拾ってそのまま約50m独走してトライ、(10)重光G成功、33-10
 
33分 近鉄陣10m付近での5フェイズ目のラックから織機が右オープンに展開、(23)坂井からスローフォワード気味のパスで(14)赤石に渡り右中間にトライ、TMOで判断するもトライは変わらず、(23)坂井G成功、33-17
 
41分 ホーンがなってから織機ゴール前でのPKを織機がチョン蹴りして攻撃を継続。7フェイズ後、織機陣22mライン付近で近鉄(21)森がターンオーバーして突進、タックルされラックから右に廻して最後は(13)イエロメが相手デフェンスを引き付けてからフリーの (17)豊田に絶妙のパス。豊田が右隅にトライ、(10)重光G成功、40-17
 
マンオブザマッチは3回の「電車パフォーマンス」を見せてくれた、アンドレ・テイラーでした。ここ数試合絶好調です。
 
トンプソンを欠きましたがラインアウトも安定し、ハンドリングエラーも少なく、6トライを挙げての快勝でした。
 
負傷者が多い中、2年目の辻直幸選手の活躍が光りました。またFW第1列も織機の浪岡・安岡・川崎ら重量フロントローを圧倒してスクラムで優位に立てました。
 
しかし勝ってよかったです。内心は「ひょっとしたら負けるのでは」なんて思っていましたが、選手皆がよく頑張ってくれました。1対1での当りも強く前へ出る意識が表れ、チームとしての意思統一も出来ていたように思います。

次節のクボタ戦もこの勢いで頑張って欲しいです。